Mahito Kimura's Blog

アイオワ大学留学日記

2000年1月のアイオワ

Jan. 1 HAPPY NEW YEAR

晦日はNYから直送の美味しい生そばを食べ年越しとなる。
テレビでは日本を始めNYやWashington, D.C.でのミレニアムを盛大に祝う式典が放送されているが,Iowaはいたって穏やかで,静かに2000年を迎える。
直前まで世界中をにぎわしたY2K問題も,これといった大きなトラブルはなかったよう・・・
実際には2001年が21世紀の始まりだと思うが,2000年という大きな区切りの年を異国の地で迎えるというのはなんとも感慨深い・・・

Jan. 3

アメリカは日本と違って新年よりクリスマスのほうが大きなイベントなので,年末年始は31日,1日以外は休日ではないらしい?
2日が日曜日だったため,3日から通常通りの勤務態勢となる。
本日からまたResearch Seminarが始まる。
Seminar roomに行くと,Robinson教授から声をかけられ,「論文をチェックしたので,Campus Mailで送るから,それを見て書き直しなさい」とのこと。
年末に目を通してくれたらしい。本当にありがたい!!
今日のSeminarのテーマは「The Effect of Antipsychotic Medications on Cerebral Blood Flow in Schizophrenia」(Del Miller, M.D., Ph.D.)でSDA(主にRisperdar)による治療中と
薬剤をoffにしたときのCBFをHaloperidolの場合と比較した研究。

Jan. 4

今日のGrand Roundsは「Clozapine and Diabetes Mellitus」(James Amos, M.D.)で
Clozapineの治療中に多い副作用であるweight gainとDMの話。

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雪化粧した1月のMEB。

Jan. 7

今日のmeetingでRobinson教授から,1st paperの投稿雑誌を自分で決めるようにとの指示がでる。
「This is coming along well. It is on Important contribution.」とのこと。
なんとか一段落といったところだが,こちらの理解力とペースを見越したうえで論文提出の指示がでたり,わかってもらえてないようで,実はすべて見抜かれている感じで,ありがたいような怖いような・・・
一段落したところで,本日,次の研究結果(表とグラフ)を提出する。
留学してすでに半年,もう一段のペースアップが必要か!